パンデミック(日本)

新型コロナウイルスの感染者数が伸びている中、必要の無い外出をしていませんか?デートや飲み会、遊びなど、複数人での行動は感染拡大に繋がることばかりです。最近YoutubeやInstagramで「おうちで過ごそう」「医療崩壊(いりょうほうかい)」という言葉をよく見ることありますよね。なぜならば、お家にいることが重要です。今回は、おうちで過ごす必要性と医療崩壊の危険性について見ていきましょう。

新型コロナウイルスはこのようにして感染する

飛沫感染

病原体を含んだ鼻水や唾液、痰などの飛沫が感染者のくしゃみや咳などで飛び散り、粘膜に付着する事で感染します。飛沫感染は飛沫が飛ぶ範囲で発生し、インフルエンザウイルスや一般的な風邪などが飛沫感染症の代表例として挙げられます。

接触感染

手や指などの皮膚や粘膜、消毒不足の物、嘔吐物に触れることによって、主に口や鼻などから体内へ侵入する間接的な感染を指します。ノロウイルスや性感染症などが挙げらえます。

空気感染

空気感染は、くしゃみや咳で飛んだ飛沫の水分が蒸発した後、病原体のみが長時間空気を漂いその空気を吸い込む事によって感染します。例としては、結核菌や麻疹ウイルスなどが挙げられます。

自分が感染する他人へのリスク

親しい友達や恋人にうつす

自分が新型コロナウイルスに感染すると、最も身近な存在である友達や恋人にも感染してしまう可能性が高くなります。感染させないために、政府は『ソーシャルデイスタンス』という、人と人との間隔を2m空けて感染を抑えましょうと警告していますが、親しい人物であればあるほどソーシャルデイスタンスを取ることが難しくなります。また、恋人であれば性行為やキスなどの接触行為により容易に相手を感染させてしまうリスクがあります。

見ず知らずの人にうつす

道や公共施設などにおいても自分が感染していることにより、見ず知らずの人へ感染を広げてしまいます。新型コロナウイルスは罹患後2日から14日の潜伏期間を経て発症することが多いですが、期間や症状は人にって異なります。中には全く症状が現れない場合もあり、無意識のうちに外出などで、見ず知らずの人に感染をさせてしまう恐れがあります。

親など身内にうつす

自分が感染している事により、一緒に住んでいる親や身内にも感染させてしまう可能性があります。中でも50才以上の方や病歴や基礎疾患のある高齢者の方は、加齢や体力も落ちており免疫も低下しているため感染の影響を強く受けやすい状態です。10代20代より高い確率で重症化しやすく、心肺停止などの重篤な状態を引き起こし死に直結することがあります。ただし、最近では若年層の感染リスクも問題視されています。

医療崩壊が起こるとどうなる?

医療崩壊は色々な原因で起こりますが、新型コロナウイルスが急速に拡大することによる医療崩壊には、感染者のベッド数や人工呼吸器などの医療機器が不足する、または医療従事者不足などがあげられます。

感染者ベッドが足りなくなる

ほとんどの病院が黒字を確保するために満床状態を維持しています。そのため、コロナウイルスで大量の感染者が病院へ搬送されると空いていたベッドはすぐに埋まります。ベッドが足りなくなる可能性が高く、誰もが必要な治療が受けられなくなる恐れがあります。

医療機器が足りなくなる

呼吸状態の不安定な重症感染者には、人工呼吸器などの特別な医療機器を使用します。この人工呼吸器は高額な機械であるため、病院にも数台しか設置されていません。そのため、呼吸状態の重篤な感染者が一度に大勢入院することにより、医療機器も不足してしまいます。

医療従事者が足りなくなる

看護師や医師などの医療従事者が中心となって感染者のケアを行います。主に医療従事者は、特別なマスクや手袋などを着用し自身の感染管理を行います。しかし疲労や免疫力の低下、患者との不意な接触により医療従事者も感染してしまい、働く事ができなくなることから医療従事者の不足も考えられます。

十分な治療が受けられない場合

感染者の増加に伴いベッドや医療機器、医療従事者の不足も浮上してくるため、1人1人が十分な治療が受けられない可能性があります。このような状況では感染者への治療が大幅に遅れることとなり、重篤な肺炎への移行に伴う呼吸困難の悪化や致死的なものであると急な心肺停止状態となってしまうことも予測されます。

医療崩壊を防ぐために必要なこと

「おうちで過ごそう」という重要性

外出を控え家族など限られたメンバーで家で過ごすことにより、自分の命も感染から守ることができ、外部の人との接触を減らすことで自分が見ず知らずの人に感染を広げてしまうリスクを最小限に留めることが出来ます。そのため、家で過ごすことにより簡単に救える命がたくさんあるということを念頭に置き行動することが重要となってきます。

予防の意識を高めること

新型コロナウイルスは、感染者の飛沫や接触により容易に感染する感染力の高いウイルスです。ウイルスは目に見えないため、常に手や服に付着している危険性を考え、20秒程度の手洗いの徹底や消毒液の持参、帰宅後すぐに衣服の交換やシャワーをするなど、1人1人が予防に対する意識を高めていくことが大切です。また必要な外出をせざる負えない場合には、咳エチケットとして正しくマスクを装着し他者に感染させないよう予防を取ることも必要です。

外出自粛が感染を防ぐ最大のカギ

新型コロナウイルスは非常に感染力が高いため、人が大勢集まる場所には行かず家で過ごすことが大切になります。家で過ごすことにより自分の感染も防げ、症状の出ていない自分が他者を感染させてしまうリスクも減らすことができます。今後はお花見などの季節となり飲み会などの誘いも多くなるかもしれません。しかし今日学んだ情報を元にNOと言える人になってください。その「お家で過ごす」という行動により感染者を減らし、同時に医療崩壊も防ぐことができます。